熱中症
熱中症
熱中症という病気は身の回りにありふれているとても危険な病気です。 しかし、きちんと理解しておけば問題ありません。 熱中症に対する理解度を高めることをお手伝いします。
熱中症 症状
夏、屋外で運動や体を動かしたりする場合は、熱中症になりやすいので対策しておくことが重要です。
この熱中症という病気ですが、みなさんはどの程度理解していますか?
熱中症というのは、暑熱環境において生じる身体障害の総称を指していて、熱けいれん、熱失神、熱射病などが含まれます。
このなかでも特に症状が重いのが熱射病です。
これは、最悪のケースになると死に至る可能性もあります。
昔は熱い中での長時間労働や軍隊における長時間の演習などでは熱中症による死亡事故が多かったのですが、現在は労働条件が改善してきているので、仕事や作業中においてはあまり見られなくなりました。
しかしながら、スポーツ中では増加しています。
過剰に勘違いされてしまいそうですが、良く晴れた日中に炎天下のもと運動をしたからといって、直ちに熱中症となるわけではありません。
運動するときに有効な対策を行なっていれば、特別怖がる必要はありません。
無理をして休憩もせずに運動にのめり込んだ挙句に熱中症になってしまうと、しばらくの間は運動が出来なくなってしまうこともあります。
きちんとした知識のもと、有効な対策をしておくことがスポーツマンの体調管理となります。
ではどのようにすれば有効な対策となるのでしょうか?
まずは症状と原因とに分けて理解していきましょう。
【熱失神】
肌の血管が拡張⇒血圧の低下⇒脳に十分な血液が送られない⇒めまいや失神を起こす
顔面蒼白、呼吸が早い、唇のしびれ、脈拍がも早くなるなどの症状もあります。
【熱疲労】
大量の汗をかく⇒脱水症状になる⇒脱力感、倦怠感、めまいなど
【熱射病】
体温が上昇⇒中枢機能が異常⇒意識障害を起こす
熱中症 処置
熱中症の症状は数種類に分類されますが、熱疲労と熱射病とでも症状は異なり、応急手当の方法もその症状ごとに異なります。
しかしながら、いずれの場合も体温を下げることが最優先されます。
また、意識が薄れたり、ショック症状が現れる重症の場合には、一刻も早く救急車の要請が必要となります。
【応急手当】
- 熱虚脱(熱失神)
- 熱けいれん
- 熱疲労
- 熱射病
涼しい場所で水分を与えて休養させる。
塩分を含んだ水分(スポーツドリンクなど)の補給で、通常はすみやかに回復する。涼しい場所で休養させる。
涼しい場所に運び、楽な姿勢で足を高くして仰向けに寝かせる。意識があれば水分補給のために塩分を含んだ水分(スポーツドリンクなど)を与える。意識が薄れ皮膚も冷たくショック症状がある場合や、症状が1時間以上続くときなどは、すぐに救急車の要請をする。
風通しの良い涼しい場所に移動する。症状が重い時には衣類を脱がせることで放熱する。水で濡らしたタオルなどで体を覆うことで、全身を冷やす。うちわなどであおいだり、扇風機やエアコンなでで冷やしても良い。頸、脇の下、足の付根など太い血管のある部分に氷やアイスパックを当てる方法が効果的です。応急手当をした後にすぐに救急車を呼んで、一刻も早く医師の手当を受けることが大切です。
